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白樺文人に愛された地、手賀沼 風光明媚な手賀沼湖畔の魅力を辿る

かつて我孫子市の手賀沼湖畔では、志賀直哉をはじめとする白樺派文人たちが集まり、旺盛な創作活動を展開していた時期がありました。彼らがこの地に集い、交流を深めながら意欲的に創作活動を行ったことで、手賀沼湖畔には我孫子・白樺派の文化空間が生まれましたが、彼らを惹きつけたこの地域の魅力とはどんなもだったのでしょうか。本コースでは手賀沼を横目に見ながら白樺派にゆかりのあるスポットを巡ることで、文人たちを魅了してきた手賀沼湖畔の景観や文化の面影を辿ります。

★1896年、常磐線の我孫子駅が開業し、東京からのアクセスがよくなると、高台から手賀沼を一望できる風光明媚な手賀沼湖畔は、多くの文化人が居を構え「北の鎌倉」と呼ばれる別荘地となりました。

★当時、ここに別荘を構えていた嘉納治五郎(かのうじごろう 最初の東京オリンピックの招致に尽力)は、甥で後に「民藝運動の父」と呼ばれる柳宗悦(やなぎ むねよし)(1914年から1921年まで我孫子に居住)を我孫子に呼び寄せます。

★これがきっかけとなり、我孫子には、柳宗悦の勧めで志賀直哉(1915年から1923年まで我孫子に居住)が移住し、続いて、志賀直哉の勧めで武者小路実篤(1916年から1918年まで我孫子に居住)が移住してきます。

★このように手賀沼湖畔の景観に魅せられた白樺派文人たちが次々に仲間を呼びあい、交流を深めながら創作活動に邁進する文化的な場になっていったのです。

★白樺派文人たちも歩いた「ハケの道」や手賀沼湖畔を実際に辿ってみたり、白樺派にゆかりのあるスポットを巡ることで、彼らが愛した自然や文化の魅力を感じてみましょう。

  • 嘉納治五郎別荘跡(天神山緑地)

  • 我孫子市白樺文学館

  • 手賀沼公園

  • 我孫子市鳥の博物館

東葛飾エリア

嘉納治五郎別荘跡(天神山緑地)

柔道の創始者で、東京高等師範学校(現筑波大学)の校長として、近代教育の確立に貢献した嘉納治五郎が明治44年に構えた別荘の跡地です。講道館前にある嘉納治五郎像と同じ像が建っています。
※緑地内でポイントが取得できます。

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東葛飾エリア

我孫子市白樺文学館

「我孫子市白樺文学館」は、志賀直哉邸跡の近くにある、白樺派文学に関する資料を集めた文学館です。白樺派にゆかりのある作家の原稿や書簡、書籍などを常設公開、展示しています。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
 有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。

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東葛飾エリア

手賀沼公園

水辺の景観・遊具・図書館などが一体的に整備された公園。ミニ鉄道もあり家族で楽しく過ごせます。
※公園の敷地内でポイントが取得できます。

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東葛飾エリア

我孫子市鳥の博物館

鳥類をテーマにした日本初の博物館で手賀沼のほとりにあります。世界の鳥の剥製標本、手賀沼の四季を再現したジオラマなどを展示しています。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
 有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。

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