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広大な埋め立て地に開発された京葉工業地帯と幕張新都心
京葉工業地帯は、浦安から富津までの海岸線約76kmに伸びる重化学工業地帯です。全国でも有数の規模を誇るこの工業地帯はどのように発展していったのでしょうか。本コースではその成り立ちを見てみましょう。
【ポイント】
★終戦後の千葉県は、第一次産業の就業人口が63.3%(昭和25年調査)という農業県でしたが、1950年、県の工業化に向けて、千葉県と千葉市は、千葉市寒川海岸の日立航空機工場跡に川崎製鉄工場(現JFEスチール)を誘致しました。その後東京電力や旭硝子等が進出し、石油化学コンビナートや造船所などが次々と建設されていきました。
★工場を建設するための埋立地は、1965年の総合開発計画では、浦安から富津まで400万坪が進行中または計画中という規模となりました。現在も石油、石炭、化学、鉄鋼分野が主で製造品出荷額の8割に及び、特に石油化学コンビナートは国内最大規模を誇ります。千葉ポートタワーの展望フロアや千葉港遊覧船から臨める広大な工場群は、その眺望に圧倒されることでしょう。
★また急速な工業化と伴う住宅地需要の高まりを受けて、1967年に、当時まだ漁村であった幕張、検見川、稲毛に海浜ニュータウン建設計画が発足しました。その後、1973年に住宅中心の埋め立てが始まり、ニュータウンが形成されていきますが、業務中枢機能の東京一極集中に歯止めをかけるため、住宅中心の土地利用から新都心建設へと計画が見直されることとなります。そして、1989年、幕張に、幕張メッセが開業したのを皮切りに、千葉マリンスタジアムや幕張テクノガーデンなどが次々とオープンし、「職・住・学・遊」の集積が進んだことで、現在では、日々約23万人の人々が活動する街に変貌しました。
★戦後から高度経済成長期、そして現在に至る、日本を支える京葉工業地帯の壮大な工場群や幕張の新都心、千葉港の埋め立ての歴史を学べる千葉市郷土資料館、埋め立てから免れ干潟が残る谷津干潟、人工海岸を持つ稲毛海浜公園などを巡り、埋め立てによってその姿を変えたベイエリアの魅力を体感してみてください。
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千葉ポートタワー
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千葉港めぐり(ケーズハーバー)
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稲毛海浜公園
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千葉市立郷土博物館
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幕張メッセ
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谷津干潟自然観察センター

千葉ポートタワー
千葉ポートタワーは日本最大の広さを誇る国際貿易港・千葉港のシンボルとして、千葉県民500万人突破を記念し昭和61年6月15日にオープンした展望施設です。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。


千葉港めぐり(ケーズハーバー)
千葉市の臨海部には、日本有数の貨物取扱量を誇る千葉港に沿って工場や食品コンビナートなどの集積があり、夜になるとその工場夜景を観賞することができます。乗船には予約が必要です。12月~3月までは運航休止。
※ケーズハーバー内でポイントが取得できます。


稲毛海浜公園
園内には日本初の人工海浜「いなげの浜」や、プール、運動施設、ヨットハーバーなどがあり、四季を通じて楽しむことができます。
※公園の敷地内でポイントが取得できます。


千葉市立郷土博物館
千葉の町の礎を築いた千葉氏をはじめとする郷土の歴史に関する資料を展示しているほか、千葉にまつわる様々な企画展なども開催しています。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。


幕張メッセ
幕張メッセは、国際展示場、国際会議場、幕張イベントホールの3施設で構成される、日本を代表するコンベンション施設です。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。


谷津干潟自然観察センター
谷津干潟や公園の身近な自然に親しみ、干潟について学ぶことのできる施設です。館内からは谷津干潟が一望でき、野鳥の様子を間近に観察できます。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。

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