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酪農発祥の地、千葉 将軍も食したという白牛酪の味はどんなもの?
酪農といえば北海道のイメージがありますが、その発祥地は千葉県です。現在も酪農、畜産が盛んで、県内には大きな観光牧場もあります。そのはじまりは馬の生産地、牧からでした。このコースでは酪農の発祥から観光酪農への発展にゆかりのあるスポットを巡ります。
【ポイント】
★かつて千葉県内には牧という馬の生産地が多くありました。発祥の地、南房総にも嶺岡牧があり、江戸時代に里見氏から幕府の直轄となります。8代将軍徳川吉宗は軍馬改良のために外国から馬を輸入し、また民の健康を目的とし、その頃薬と考えられていた乳製品「醍醐」を生産するため、インドから白牛(乳牛)3頭を導入しました。
★牛が繁殖し1793年からは白牛酪が作られるようになりました。牛乳を煮詰め乾燥させて団子に丸めた今でいうチーズのような白牛酪が販売されるようになり、これが酪農発祥のはじまりだといわれます。当時は牛を定期的に江戸へ連れていき白牛酪を作り、また戻すということをしていました。
★明治維新後には牧は新政府に引き継がれ、文明開化によりさらに馬から乳牛の育成に移りかわり、千葉県は近代酪農地となっていきます。発祥の地、嶺岡では多くの乳製品会社が起業し、その育成・加工技術が北海道をはじめ全国に広がっていったのです。
★千葉県酪農のさと(南房総市)にある酪農資料館で、千葉県における酪農の歴史や技術について理解を深めた後に、マザー牧場(富津市)、成田ゆめ牧場(成田市)などの観光牧場では動物と触れ合ってみてはいかがでしょうか。
★日本の酪農発祥の地、南房総市にある道の駅三芳村 鄙の里には、乳製品を一つ一つ手作業で製造する小さな工場(愛称:みるく工房)が併設され、ギャラリースペースからその作業工程を見学できます。(不定期)
★千葉ウシノヒロバ(千葉市)や、クルックフィールズ(木更津市)などキャンプや農業体験などもできる施設もオープンしました。牛との触れ合いプラスアルファの体験をしてみましょう。
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千葉県酪農のさと
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道の駅三芳村鄙の里
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マザー牧場
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KURKKU FIELDS
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千葉ウシノヒロバ
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成田ゆめ牧場

千葉県酪農のさと
「日本酪農発祥の地」と言われ、ラクダのようなコブがある真っ白な牛はさとの人気者です。資料館では、酪農の歴史・乳牛の生態・牛と農家の共存のすがたなどを楽しみながら、自由に学習できます。
また、山の傾斜を利用した酪農広場では、山羊とふれあえ、緑に囲まれ太陽の恵みをたっぷりと浴びてのんびり過ごせます。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。


道の駅三芳村鄙の里
直売所にはとれたての新鮮野菜や果物がズラリと並び、まほろばの里の「恵み」がある道の駅です。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。


マザー牧場
房総半島の丘陵地帯に広がる観光牧場。動物とのふれあいをはじめ、季節の花畑やアトラクション、牧場グルメなどが楽しめます。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。


KURKKU FIELDS
農業、食、アートを軸においしさと心地よさを提供するファーム&パーク。場内にはレストランや売店があり、草間彌生氏の作品を展示しています。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。


千葉ウシノヒロバ
2021年4月にグランドオープンした牛が暮らすキャンプ場です。牧草地でのキャンプやバーベキュー、農業体験などが楽しめます。週末はワークショップやマルシェ等のイベントも開催しています。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。


成田ゆめ牧場
ヤギや羊のエサやり、牛の乳搾りなど、さまざまな体験ができる牧場。四季折々の景色が楽しめ、夏には一面が黄色に光り輝くひまわり畑が登場します。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。

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