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古代の千葉へのタイムトリップ! 先人たちも住みやすかった房総の暮らしとは?

貝塚の数が全国1位で、また古墳の数も全国4位を誇こる千葉県には、古代の人々が暮らした痕跡が数多く存在します。こうした痕跡が多く残っていることから、千葉の生活環境が当時から人々にとって適していたことが伺えます。本コースでは実際に県内で見つかった埴輪や土器などの生活の痕跡を資料館や博物館で見学しながら、古代の人びとの暮らしぶりに触れてみましょう

【ポイント】
★縄文時代は今より海面が高く、内陸まで海が侵入していた時代(縄文海進)があったため、貝や魚が比較的多く獲れました。1万年以上続いた縄文時代は平和な時代だったとされていますが、その理由は人びとが自然と寄り添って、助け合いながら生活していたからです。食べる分だけ食料を獲り、作り出した土器や土偶などが壊れたら修理し、あるいは狩猟道具などに作り替えるなど、リサイクルをしていたとされ、とてもエコでサステナブルな時代だったといえます。

★日本最大規模の加曽利貝塚では木の実や獣の骨、土器や生活道具などさまざまなものが見つかっています。弥生時代に稲作がはじまり人びとが定住すると、支配するもの、されるものの関係ができあがりました。つづく古墳時代には権力者の力を誇示するために前方後円墳や埴輪が多くつくられました。千葉県には多くの前方後円墳が残っていますが、ヤマト朝廷と深い関係があったからだと考えられています。富津の内裏塚古墳は南関東最大の規模を誇ります。古くから人が住んでいた千葉は日本の中でも住みやすく、魅力的な場所だったのではないでしょうか。今なお遺跡が発掘され、これほど多くの展示物を持つ博物館や資料館があるのも千葉県ならでは。また芝山はにわ祭のような古代文化に触れることのできるイベントも行われています。われわれの祖先の生活に思いを馳せてみましょう。

  • 千葉市立加曽利貝塚博物館

  • 市立市川考古博物館

  • 飛ノ台史跡公園博物館

  • 国立歴史民俗博物館

  • 芝山町立芝山古墳・はにわ博物館

  • 龍角寺古墳群・岩屋古墳

ベイエリア

千葉市立加曽利貝塚博物館

2017年に特別史跡に指定された加曽利貝塚。みどころは貝塚から出土した縄文土器、貝塚の内部を見られる階層断面観覧施設、復元された竪穴住居のほか、縄文の森を再現した自然あふれる、広い園内の散歩もおすすめです。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
 有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。

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ベイエリア

市立市川考古博物館

貝塚や国府・国分寺など、市川市の先土器時代から平安時代を展示しています。徒歩1分ほどの距離にある歴史博物館は、平安時代以降のを展示していて、両館で市川市の歴史を網羅しています。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
 有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。

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ベイエリア

飛ノ台史跡公園博物館

飛ノ台貝塚から出土した縄文時代の土器や石器等を展示しています。また、貝塚や竪穴住居を展示するとともに、縄文人の生活をパネルや模型によって再現しています。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
 有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。

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北総エリア

国立歴史民俗博物館

日本の歴史や文化についての展示が充実。先史・古代から現代までの日本人の生活の移り変わりを実物資料やジオラマで学べます。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
 有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。

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北総エリア

芝山町立芝山古墳・はにわ博物館

古代遺跡が多い千葉県内でも特に芝山町一帯は古墳の宝庫。博物館では6世紀に盛んに作られたはにわを紹介しています。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
 有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。

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北総エリア

龍角寺古墳群・岩屋古墳

古墳時代後期(6世紀)から終末期(7世紀)に形成されたと考えられる県内でも有数の大規模古墳群で、現在総数114基を数えます。
※岩谷古墳周辺でポイントが取得できます。

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