Theme36
目指すは鎌倉、将軍への道。頼朝の再起を支えた房総の物語
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも注目を集めている源頼朝。頼朝の征夷大将軍への道のりには実は房総半島が深く関係していたって知っていましたか?
本コースではそんな頼朝にゆかりのある県内スポットを巡ることで、頼朝再起の道を実際に辿ってみましょう
【コースのポイント】
★1180年8月、伊豆で平氏打倒の兵を挙げた頼朝は現在の小田原で石橋山の戦いに敗れ、船で安房に逃れました。この時、頼朝がわずかな供を連れて上陸したといわれるのが安房国猟島、現在の鋸南町竜島です。現在、竜島の海岸には上陸の碑が建てられています。
★頼朝はこの地で房総の有力な豪族に手紙を送って加勢を求め、再起をはかりました。頼朝に従った、千葉常胤(ちばつねたね)や上総介広常(かずさのすけひろつね)など房総の豪族の力は大きく、頼朝の鎌倉入りを支えました。頼朝が房総に上陸してからの詳しいルートはわかっていませんが、県内には、頼朝ゆかりの地が点在しています。
★常胤の本拠地である千葉市内、中央区港町にある君待橋は、常胤が一族を率いて頼朝を出迎えた地と伝えられています。
★同区亥鼻の御茶の水は、千葉氏の館の近くに湧いていた泉で、泉の水で常胤が頼朝にお茶をたててもてなしたとされています。ただ、当時はお茶が普及していなかったと考えられるため、水を差し出したという説もあります。
★このほかにも、鴨川市の仁右衛門島には、頼朝が潜伏したと伝わる洞窟があり、また、市川市の葛飾八幡宮には、頼朝が下総国府に向かう途中に祈りをささげたといわれる「源頼朝公駒どめの石」があります。
-
源頼朝上陸地
-
仁右衛門島
-
君待橋の碑
-
千葉市立郷土博物館
-
葛飾八幡宮

源頼朝上陸地
平家との戦いに敗れ、真鶴岬から小船で安房国へ敗走した際、頼朝が上陸した場所が竜島です。武家政権鎌倉幕府の出発点でもあります。上陸したとされる場所は、千葉県指定史跡に指定され、上陸碑が建てられています。
※碑の周辺でポイントが取得できます。


仁右衛門島
太海浜の近くにある面積約3万㎡の島です。県の名勝に指定されており、新日本百景の地として選ばれています。1時間あれば島全体を見学できます。
●観覧料金(お一人様1往復の渡船代含む)
大人1,350円、中学生1,050円、小学生及び5才以上幼児950円
※島内全域でポイントが取得できます。


君待橋の碑
君待橋にはいくつかの伝承がありますが、中でも、平安時代末期、源頼朝が相模から房総に海を渡った後、千葉にやってきた際に、千葉常胤が一族を率いてここで迎えたという話は有名です。
詳細ページ

千葉市立郷土博物館
千葉の町の礎を築いた千葉氏をはじめとする郷土の歴史に関する資料を展示しているほか、千葉にまつわる様々な企画展なども開催しています。
※施設全体が対象となるよう、広範囲にGPSを設定しております。
有料施設の場合には入口手前からポイントを取得できます。


葛飾八幡宮
葛飾八幡宮は、寛平年間(887年~898年)に宇多天皇の勅願により建立されました。古来より武神として知られ、源頼朝、太田道灌、徳川家康など、その時々の力のある武人から崇敬されてきた由緒ある社です。
※境内でポイントが取得できます。

- 当サイトに掲載されているコンテンツや情報は、予告なく変更・修正・削除する場合があります。
- ポイントラリ ー対象スポットにおける開館時間、営業時間等の最新情報は各施設の公式ホームページなどでご確認ください。